とても重い身体的な障がいをお持ちで
自分で動くことも、お話をすることも出来ません。
もう、10年くらいのお付き合いになるのかなあ〜
高校生の頃に、時々、利用していただいていました。
ラジオを聴くのが好きなので、いつもラジオが
聞けるようにセットしておきます。
ちゅうことは、耳は聞こえるし、いろいろなまわりの事も
ご理解していただいているような気がしていました・・
スタッフは、代わる代わるいろんな声かけをしながら
支援にあたります。
着替えの時は、「○○さん、右手から脱ぎますね」と
言うと、右腕を動かしてくれます。
色々な場面で、声をかけながら介護にあたっていると
実に協力的に体を動かせてくれます
まあ、お話し好きなスタッフがかわりばんこで
話しかけていました。
今日、お母さんから
「自宅での表情がすごくよくなった。笑ったり、振り向いたり
表情ががとても豊かになってきました。きっと、とおりゃんせ
の皆様が、深くかかわってくださっていると思います。
とても、うれしいです。」と、お話をお聞きしました。
おかあ様も嬉しいでしょうが、私たちも嬉しいです。
言葉の出ない方の利用が多く、当初は試行錯誤でしたが
毎日どんどん話しかけて一緒に過ごしていると
結構、みなさん分かってくださっており、
表情が読みとれるようになりました。
こんな些細なこと・・いや、とんでもなくすごい事かもしれません
こんな具合に、スタッフは、小さな喜びを毎日頂いています。
出会った方々と、今を一緒に生きているんですね。
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